こんにちは。マイペース”まま”のペギーです。
・子供の成長を感じて…
・新学期になって…
・お友達の子が〇〇の習い事をしていると聞いて…
と、色々なきっかけで子供の習い事について検討をするタイミングがありますよね。でも、子供の習い事事情は、家庭の金銭問題にも関係しており、仲の良いママ友にも気軽には聞けない…なんて状況はありませんか?
特に、初めての習い事を決めるときには、何から着手すればいいのかわからないもの。
私も一人目の子供が生まれて少し余裕ができた、生後半年ぐらいに、色々と調べました。が、結局自分で考えるしかないと思い至りました。
実体験の失敗も含め、習い事を始めてから生じうる継続ハードルを乗り越えるためにも、習い事をさせる目的の『分類分け』をして決め方る方法をお勧めします。
闇雲にネットのランキングを鵜吞みにしたり、ママ友に同調するより、ママパパの習い事選択の助けになるかも?ぜひご一読ください!
選択理由の『分類分け』による選択術!
さっそく本題。私が推奨する習い事の決め方は選択理由の『分類分け』です。
習い事を決める際に、その習い事を決めた理由がありますよね?
その理由を『分類分け』することで、取捨選択をしやすくする方法をお勧めします。
なぜそこにフォーカスするのかといいますと、習い事の成功の秘訣は本人のやる気であり、そのためには親のサポートが必要だからです。
特に未就学児の段階では多くの場合、本人のやる気は望めません。そこで親の子供をやる気にさせる努力や、一緒に習い事を楽しむ必要がでてきます。その際に目的が明確でないと、サポートは維持できないからです。
初めて習い事を考える際には、思いつく習い事を全て並べて分類してみてください。
既に習い事をしている場合には、今後やらせてみたい習い事を含めて分類し、バランスを見てみてください。同じ目的のために複数の習い事をさせて、子供の時間を奪ってはいませんか?
習い事は多ければ良いわけでもないですし、義務ではないんです。親が子供に与えられる機会です。限りある時間を有効活用するためにも、子供のを様子を見ながら、時には柔軟に辞めたり変更したりして活用していきましょう。
『分類分け』のメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
分類分けのメリット 〇
- 習い事の目的がぶれない
- 優先順位がつけやすい
分類分けのデメリット ×
- 親が自責の念に駆られやすい
無理やりデメリットを挙げてみましたが、特に子供が小さいうちは「習い事をさせてあげている」という意識ではなく「楽しい遊びの時間を割いて、習い事をしてもらっている」という考えが念頭に来るので、イヤイヤ期などで嫌がられると親は悲しくなりやすいです。
そこで辞めさせてしまうか、何とか説得を試みるかは親次第。子供は何も悪くないので、そこは自分のメンタルと相談して決めましょう。
分類分けについては以下の4つに分類しています。
- 親がやらせたい習い事
- 健康のためにやらせたい習い事
- 先取り学習のための習い事
- 子供がやりたいと言った習い事
親が始めさせた習い事でも、子供が気に入って”やりたい”と言い出したら、「子どもがやりたいと言った習い事」に分類します。複数の習い事をする場合、分類のバランスを考えて取捨選択をするのも良いと思います。
子供にとって、遊ぶことは新しい発見と体験に溢れている大事な時間です。また、親と一緒に遊んだり話したり、本を読む時間もかけがえのないものです。
やらなくてもいい習い事ですが、プロの力を借りて楽に習得するために、家庭で相談しながら決めていきましょう。
分類分けを使った、習い事決定まで
まずは、やらせようかな。と思った習い事の根拠を分類。
試しに、”水泳”、”ダンス”、”サッカー”、”野球”、”習字”、”塾”、”ピアノ”、”空手”、”体操”、”そろばん”、”英会話”の11こを例に考えてみます。
親がやらせたい習い事 | 野球(目指せ!メジャーリーガー)、習字(子供には字がきれいになってほしい)、空手(かっこいい)、そろばん(自分はできないから) |
健康のためにやらせたい習い事 | 水泳(肺を強く)、サッカー(持久力を付ける)、体操(バランス感覚を養う) |
先取り学習のための習い事 | ダンス、塾、ピアノ(譜読みのために)、英会話 |
子供がやりたいと言った習い事 | 今のところなし |
分類方法に絶対はありません。自分の思うがままに分類してみてください。
分類が出来ましたら、分類の中で優先順位を決めて、更には分類自体の優先順位を決めます。最終的な優先順位が決まったら、以下の手順で優先度の上位から通えるかを判断していきます。
習い事を始める適齢期、習い事の受け入れ開始の年齢を調べます。
水泳のコースによってはオムツ外れの有無、塾では一人で座っていられるか、など個別の条件があるところもあるので、通える範囲の習い事でまずは確認すべきポイントです。
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親が送迎のできる曜日、スクールまでの移動距離を考えての無理のないタイムスケジュールを確認します。その後、選択可能なスクールを探します。
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スクールが見つかったら、費用を確認します。
月謝はもちろんのこと、必要な備品といった初期費用や、大会出場などで将来的にかかる費用をしっかりと確認することをお勧めします。また、子供は体調不良にもなりやすいので、振替制度の有無や振替のしやすさを確認しておくことも大切です。
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体験は可能な限り参加することをお勧めします。多くの場合、子供は照れてしまい、しっかりとは参加できないと思います。ここで確認したいのは子供の様子だけではなく、他の子供の様子やスクール施設、スタッフの対応についてもです。下に確認事項をまとめたので、そこもご確認ください。
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これまでのステップをすべてクリアしたら、習い事を決定して申し込みます。
複数を一気に始めることはお勧めしません。習い事も新しい環境なので、一つ慣れてから徐々に増やします。
なんとなく思いついた習い事を1つ1つ調べて悩むよりも、効率よく検討できると思いませんか?
体験の時の確認事項は?
体験はした方が良いとは言われますが、何を確認すべきかは事前に意識しておかないと抜けてしまうものです。見るべきポイント、確認すべきポイントについてまとめてみました。
体験で見るべきポイント
- わが子の様子
- 先生の指導
- 教室にいる他の子ども達の様子
- 教室の環境/スポーツ系では練習する場所
- アクセス
わが子の様子は言わずもがなですね。子どもの性格や年齢によっては、初めての場所でなじめなかったり、緊張や照れてしまったりするかもしれません。楽しそうな様子には見えなくても、自宅に戻って落ち着いてから、子どもの気持ちを聞いてみてください。
子どもが「(遊びたいから)やりたくない!」と言ったとしても、体験では楽しそうだった場合や興味がありそうだった場合、親なりの考えで体験した習い事をお勧めして通わせてみるのは無駄ではないと考えます。
先生の指導法や声がけなども要チェックです。ただし、体験での先生が実際のレッスンを行うとは限りません。また、子どもが先生を気に入って習い事をやりたいと思っているようなら、担当の先生かどうかも入会前に確認する必要があります。
実際のレッスンに体験参加している場合、スクールに通う他の子どもや、教室全体の様子も観察ポイントです。他の子供同士の関係性、先生とのやり取りの様子は自分の子供に合いそうか。教室はきちんと整頓されているかや、清潔に保たれているかも見ておきたいポイントのひとつです。
そして実際に体験会の行き帰りに、自宅からのルートや所要時間も確認しておくと始めてからの予想外の負担を回避できます。
体験で確認すべきポイント
- カリキュラムやレッスン内容
- 指導方針
- お休みと振替などの制度について
- 受講費・初期費用や入会金など詳細な料金
- 交通手段(駐輪場や駐車場の有無や料金など)
事前にホームページなどで情報収集していると思いますが、不明な点はリストにしておき、体験会で不明点を解消します。振替などの制度については、有無だけでなく使用状況などもしっかり聞いておくことをお勧めします。振替制度はあっても、振替枠がなかなか無いなんて事もあります。
スポーツ系なら道具や親の手伝いの確認、芸術・音楽やダンスなど発表会や展覧会などがある場合は、その頻度やかかる費用、親の手伝いについても確認しておく必要があります。
英語やプログラミングなど教育系の習い事では、ステップアップのシステムについて子どものモチベーション維持のためにも確認が必要です。
質問に対する担当者・指導者の返答や対応が今ひとつなら、いったん帰宅して家族で話し合ったり、さらに教室の情報を収集したりしてから決めるほうが安心です。
そもそも、習い事の探し方は?
習い事を探すにあたって、探す方法はいくつかあります。
インターネット
大手の企業や、一部のホームページのある個人事業の習い事を調べられます。また、エリアによってはまとめサイトやちょっとした口コミが確認できます。地域のカルチャーセンターが検索出来れば、お得に習い事をすることも可能ですね。
地域広報誌
よくポスト投函されている無料の広報誌には、地域の習い事やカルチャーセンターの情報が載っていることがあります。捨てがちな広報誌ですが、地域のイベントも子供向けのものがよく掲載されています。
徒歩で探す
お散歩の際に近所を散策してみると、個人の音楽教室などの看板を見かけることもあります。通いやすさも大事なので、興味があれば問い合わせてみるといいと思います。カルチャースクールの案内を、施設の掲示板や外壁に提示してある所もよくあるので、張り紙は一見の価値ありです。
わざわざ分類する必要があるか?
子育てにおいて、子どもの経験が重要視されている現代、親が子どもにやらせたい習い事は多岐にわたります。しかし、子どもの時間も有限ですし、親がサポートできる状況にも限度があります。そこでしっかりと優先順位をつけて、出来るだけ後悔のない選択をする。そのために目的を分類する必要があると考えます。
つまり、分類は、親が選択を後悔しないための根拠づくりでもあります。
ちまたではプログラミングスクールが増え、未就学児でもプログラミングを学べる環境が出来ています。もちろん、幼少期からプログラミングを理解していることは凄い事ですが、小学生が物心ついてプログラミングに興味さえ持てば、自分で調べて大人でも驚く技術も身に着けられるはずです。
多くの習い事の上達には、始めた時期は関係ありません。本人のやる気や、努力が実を結ぶものです。
まとめ
今回は習い事の選び方として、習い事をやらせる目的を『分類分け』してから決める方法をご提案させていただきました。
習い事の優先順位をつけやすくすることはもちろん、子どもが習い事に行き詰った時のサポートのモチベーション維持のためにも目的は必要になってきます。
習い事はスポーツ系や芸術系、語学系などさまざまです。初めて習い事を始めようと悩まれている方、次の習い事はどれにしようか検討している方の参考になれば幸いです。
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